コントラスト
天気がいいので自転車で外へ。
嵐山へ向かう川沿いの道を走った。
水面をキラキラと光がはね
初夏のような陽射しが心地よい。
いつもはひっそりした感じの場所が
数時間前に多くの人が参列した気配。
電波にまつわる珍しいお寺で
放送や電話関係の法人が集まったようだ。
渡月橋を渡り対岸の自転車道を下ると
一面に花の咲き揃う道路がある。
花粉のせいでこすった目がひどく腫れていたが
この風景見たくてここまで来て良かった。
時折横を過ぎる車に気をつけながらレンズを向けた。
一面の花を前にその美しさをどう収めるか
これが結構むずかしい。
まず画面の中で何を捉えたいのか
余計なものをフレームアウトして
白い花を魅せるのに青空を背景にすると
肝心な白い色が飛んでしまう。
その色を生かすための配色を探して
目線の高さを決める。
人間関係でもこのコントラストが大事だと思う。
それぞれに違った個性があるから
お互いが際立ち魅かれあうのだろう。
逆に嫌いな人は案外自分とよく似ているから
その色を打ち消しあう気がするのかもしれない。
帰り道にひっそり咲いている
小さな花のことが気になった。
花壇の花のように精魂こめてキレイに
咲き誇る花もあれば道端に人知れず
咲いているそんな花もある。
路傍の花にむしろ共感を感じるのは
歳をとったせいかな。
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